キットを組んでみておもったのだが想像していたような出来とはかなり印象が違いちょっていてびっくりした。ダグラム自体デザインのイメージはかなり先を行っていると思うのだが、実際にキットを組んでみるとあまりにも幼稚な構造とスタイルの悪さに驚かされる。(作例はかなり修正してあります)
まあ、よく考えてみればガンダムのすぐ後のキットな訳だし、タカラ自体もロボットアニメプラモのノウハウがいままであったわけではないので当たり前といえば当たり前なのだが・・・・。(しかしダグラムの同時期に放送されていた「戦闘メカザブングル」のキットを発売していたバンダイのウォーカーマシンシリーズの完成度はすばらしく、そう考えるとやはりバンダイは当時でも他社よりいつも抜き出ている印象があった) タカラは1/48ダグラムのキットをあとから新金型で発売していたが、そういう様子をみるとこの時期のプラモデルの進化のスピードは驚異的なものがあったように感じられる。まさにアニメ模型の高度成長期であった。
キットの話に戻るが、1/72ダグラムのキットの出来はとにかく幼稚だといっていい。時代すら感じさせる。デザインで一歩先をいっているためか実際組んでみるとその構造との印象にはかなりのギャップを感じてしまう。
そういうわけで今回は(今回も)大修正をほどこしたわけである。しかし、ジオン軍のモビルスーツみたく単純なデザインでないばかりか角が立ちすぎているせいで胴体の処理はマジでたいへんだった〜。とにかく関節も全然うごかなくて飾るにしても全然自然なポーズがとれないのでこの点も出来るだけ修正してみた。 |